編入でも友達はできるのか?【結論:普通にできる】

大学編入

こんにちは。Black Rockです。

「今回は編入生でも友達はできるのか?」というテーマでお話していこうと思います。

結論から言うと、普通にできます。ただし、これは個人の対人能力意欲によります

この記事を読んでいるということは、友だちを作りたい」という意欲があるということだと思いますから、よほど対人能力が低いあるいは性格に難があるなどのことがない限りは、普通に友だちができると言ってもいいでしょう。

 

この記事はこんな方におすすめです。

 

  • 編入後に友だちができるか心配
  • 編入後に友だちができなくて困っている
  • 人間関係が不安

この記事を読んでいただくことで、このような悩みにの解決につながれば幸いです。

 

この記事では、以下のテーマでお話していこうと思います。

  • 大学編入をした僕の実体験
  • 編入で友達を作るには(一般論)
  • 編入後の人間関係に関する個人的な意見

 

この記事を書いている僕は元高専生で、大学編入試験を受けて大阪大学工学部に編入しました。僕自身友達が多いタイプではありませんし、入学前にオンラインでコネクションを作るなどのこともしてません。それでも普通に友達はできます

 

 

経験者の実体験

まずは、僕の実体験から紹介します。冒頭に述べた通り僕は元高専生で、編入して大阪大学の工学部にいます。理系編入です。

 

まず、人間関係を広げる場としては、同じ科に編入した編入生部活のメンバーが主です。同じ科に編入した編入生は僕含めて8人います。編入にしては多い方だと思います。一緒に授業を受けたり、ご飯に行ったりなどの付き合いがあります。

部活は山岳部で、クライミングをメインとして活動してます。クライミングはチームスポーツでは無いため1人でもできてしまう点から、趣味でやっている側面が強いです。なので、部のメンバーは趣味の仲間みたいな感じでゆるく楽しめています。

 

一方で、授業の場ではあまり人間関係は広がっていません。というのも人によって取る科目は違いますし、高専のときのように授業の席は決められていないので、あまり人間関係が進展することがありません。授業で人間関係を広げられるのは結構積極的に関わろうとした人だけかなと思いました。

実験では班で協力するものもあるので、そこで気が合う人がいれば仲良くなれると思います。

 

ところで、ネットで「編入生だからといって区別されたり、変な目で見られないか心配」みたいな声を見かけたのですが、編入してからこのような特別扱いを受けたことはありません。少なくとも僕の周りにはこのようは人はいませんでした。

人と関わる時にその人の過去とか気にしている人なんてほとんどいないと思います。人と関わる時に見ているのって、その人が今現在どんな人であるかという点だと思います。表に出る印象であったり、会話から得られる相手の性格などでしょうか。逆に、編入生だからといって特別扱いをしてくる人は面倒な人である可能性が高いので、関わらないようにすればいいだけの話です。

 

全体的に見て、編入してから多くはないですが普通に友達が出来たので良かったのかなと思います。ただ、当然ながら内部生ほど多くの人間関係があるわけではありません。単純に彼らのほうが2年その環境にいる時間が長いわけですから明らかですし、そこと比較することにあまり意味は無いかもしれません。

編入で友達を作るには【一般論】

ここでは、編入生が友達を作るにはどうすれば良いのかを述べます。

まず前提として、友達を作りたいのであればある程度の積極性が必要です。積極的に行動することの何が良いかというと、単純に関わりが増えるという点と、ある程度自分で関わる人間を選ぶことができるという点でしょうか。当然ながら自分と気の合う人合わない人がいるわけで、主体的に行動していれば、自動的に自分自身が「気の合う人を友だちにしよう」という選択ができるわけです。

積極的に話しかけたり、ご飯に誘ったり、遊びに誘ったりすると良いです。

 

編入生が友達を作る具体的な方法としては、ベタではありますが以下の2つがあると考えられます。

  • 編入生と関わる
  • 人と関わる機会がある場所へ行く

まずは編入生と関わりましょう。あなたが新しい人間関係を求めているのと同様に、編入生も新しい人間関係を求めています。なので、編入生とはすぐに仲良くなれるはずです。大学に編入生のコミュニティーがあるところもあるみたいです。

 

それから、人と話す機会がある場所に行きましょう。例えば、部活・サークルなどです。人と一緒に活動をすれば自然と会話が生まれて、仲良くなりやすいです。

ただ、アットホームなサークルだとすでにがっちりコミュニティーが出来上がってしまっている場合も多く、輪に入って行きづらいかもしれません。実際に編入生の友達がそう言っていました。とりあえずは、体験入部や新歓などに参加して部活・サークルの雰囲気を確かめて吟味しましょうどういう雰囲気がいいのかは、あなた自身の性格やコミュニケーション能力によるので一概には言えませんが、自分でも輪に入っていけそうだな」と思えれば良いと思います。

 

編入後の人間関係に関する個人的な意見

編入後の人間関係に関して、僕の個人的な意見を述べます。人間関係に関して不安を感じている方には読んでいただけたら幸いです。興味ない方は飛ばしてもらって構いません。

 

人間関係よりも本業や自分のやりたいことに注力

まず、「人間関係を広げる努力よりも、本業や自分のやりたいことに注力した方が良い」と個人的には考えています。単純に学業が忙しい(特に理系)というのもありますが、結局のところ本業や自分のやりたいことに注力していれば、自然と人間関係は生まれると個人的な経験から感じています。例えば、学業で良い成績を残そうと思ったら、時には人を頼る必要も出てきますし、学業において優秀になれば人に頼られる存在になることもできるわけです。あるいは、自分のやりたいこと(趣味など)に注力していれば、同じ趣味・嗜好を持った人たちとの出会いもあります。

結局のところ、暇だから人間は悩みます。逆に、自分の人生をより良いものにするために行動して忙しくなれば、人間関係の不安などどうでも良くなります

もちろん、人間関係の充実は人生において超重要だと思っています。ただ、執着する意味はありません人間関係は自分のやりたいことをした結果の副産物として得られるので、無理して人間関係を広げる努力をする必要はないと思っています。

 

人間関係で気負わなくてもいい

人間関係で気負う必要はほとんど無いと思っています。

というのも大人になるに連れて、(いい意味で)他人への興味が薄れます。多くの人は自分の人生で精一杯だからです。特に理系は学業が忙しいですし、その傾向がよく現れていると思います。他人への興味が薄れるがゆえに、よほど嫌われるようなことをしない限りは自分のことを悪く思っている人なんていないわけです。

それから、どれだけ人間関係が不安であろうと、結局のところ自分の性格やコミュニケーション能力に見合ったところに落ち着きます。すなわち無理に努力して友達を作ろうとしても、自分の性格やコミュニケーション能力に見合った人間関係しか築くことはできないのです。自分の能力を超越した結果など得られるはずがありません。人間関係も結局は能力です。編入前の学校でどれだけ良好な人間関係を築くことができたのか、これで大体の能力がわかります。編入後も対して変わらない結果になるはずです。

友達がどれだけ多いかというのは人間の外向性という性格が影響していますが、人間の性格など簡単に変わるものではありません。なので、「結局自分の性格や能力に見合ったところに落ち着くだろう」と割り切ることが重要だと思います。

人間関係で気負うよりも自分の人生に集中してやりたいことをどんどんやっていきましょう。行動して夢中になっていれば人間関係の不安感も忘れますし、行動によって人と関わる機会も自然と生まれるはずです。人間関係の不安を払拭する目的で、無理して人間関係を増やす努力をする必要はありません

 

ぼっちが劣っているという考え方を見直す

人間関係に不安を感じる方は、1人になるのが怖いという考えをお持ちかもしれません。

こういう方はまずボッチが劣っている」という考え方を見直すと良いです。

1人で行動することに対して不安感を感じるというのはおそらく、ボッチである自分が劣っているという感覚、いわゆる劣等感であると思います。こういう劣等感を感じる人は、他人に対してもボッチは劣っている」という考えを当てはめているのではないでしょうか。

友達がいなくてボッチのやつは劣っている」とか、「あいつはボッチで可哀想だ」という考え方を持っていて、その考えが自分を刺してしまっている可能性があります。要はブーメランが刺さっているみたいなことです。

自分も昔は1人で行動することに対して不安感があり、誰かと一緒じゃないと行動できませんでした。この頃は確かに、「ボッチのやつは可哀想だな」と心の奥の方では思っていました。ですが今では1人行動は当たり前のようにできます。このような変化が起きたのには様々な要因があると思いますが、「ボッチが劣っている」という考えを捨てたのが一番大きかったと思います。

子供のうちは、当然ですが誰かの助けがないと生きていけませんから、ボッチであることは悪いことのように思えるのは当然でしょう。ですが、この年齢にもなれば1人で行動する力はあるし、最悪1人でも生活はどうにかなるので、子供の頃から持っていたそのような考え方はもはや意味がありません。いつまでも子供の発想を引きずる必要はありません。

大人になれば1人で行動することは増えるし、逆に一人で行動できない人は自主的に行動を起こすことができないので、退屈な人生になります。従って、「ボッチが劣っている」という考え方は早く捨ててしまったほうが得です

とはいっても、今まで長年持っていた考え方をすぐに改めるなど人間には難しいことです。人の持っている考え方や価値観などは、その人が今まで経験した出来事やストーリーに裏付けされているものが多いので考え方を変えるのはそう簡単ではありません。

逆に言えば、考え方を変えるにはその考えを裏付けるような出来事やストーリーを経験すれば良いということです。すなわち、ボッチは劣っているという考え方を変えたければ、実際に1人で行動を起こしてみればよいのです。

例えば、1人でどこかへ行ってみたり、1人でやる趣味を見つけたり、自己成長のために勉強やトレーニングをしたりなどです。1人で行動した結果の経験やストーリーが脳に残り、ボッチは悪いことではないという考え方の裏付けになります。また、努力を続けていれば自然と自信がつき、1人で行動することに対しての不安感はなくなるはずです。同時に人間関係への不安や執着も減り、気楽に人間関係を楽しめるようになると思います。

ボッチは悪いことではないということをここまで述べましたが、積極的にボッチになれとかそういうことではありません。ボッチになるのが不安だと思っている状態から抜け出そうよという話です。こういった不安から解放されて自分のやりたいことに熱心に取り組んでいれば、その副産物として人間関係はついてくるはずです。人間関係の充実は人生をとても豊かにしてくれます。

まとめ

今回は、編入でも友達はできるのか?というテーマでお話しました。

結論、編入でも友達は普通にできます。ただし、その人の能力や意欲によります。

 

僕の実体験として、以下の3つを紹介しました。

  • 編入生や部活での繋がりがメイン
  • 授業では人間関係を広げづらい
  • 編入だからといって人間関係において区別されたりしたことはない

 

編入で友達をつくるための一般論として、以下の3つを紹介しました

  • 積極的に行動する
  • 編入生と関わる
  • 部活・サークルに入る

 

最後に僕の個人的な意見として、以下の3つについて説明しました。

  • 人間関係よりも本業や自分のやりたいことに注力
  • 人間関係で気負わなくてもいい
  • ぼっちが劣っているという考え方を見直す

 

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

このブログでは、編入を目指す方々にとって役立つ情報を発信しています。こちらのリンクから他の編入に関する記事をご覧いただけます。→編入に関する記事まとめ

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